常識に捕われないロアーニャのネッビオーロ

最近やっと冬らしく寒くなりました。

寒くなるとワインも自然と
北イタリアの重ための
ワインが飲みたくなります。

先日、ピエモンテ料理の『ジャンニ』さんへ行きました。
それはもう猛烈に寒かったので、
暖かい肉の煮込み盛りを頼みました。

そこでペアリングしたワインが
個人的に大好きな生産者ロアーニャの
オペラ・プリマというネッビオーロの赤ワイン。
こちらは2001年と2002年のネッビオーロを
ブレンドしたロアーニャ独自のワイン。
オペラ・プリマ…
味わいは、もはや高級バルバレスコです。
時間が経てば経つほど華やかな香りと、
果てし無い余韻が残る果実味。
そう2013年にロアーニャを訪問して
畑をみて驚きました。
木の幹、葉っぱの色、土、周りに育つハーブ全てが活き活きと生きていました。
この若き生産者のルカはネッビオーロのスペシャリストです。
詳細を書き出すと長くなるので、止めときますが
ルカのネッビオーロはオンリーワンです。
醸し期間、生産制限など常識を超えた造りです。
ルカが地下セラーで飲ませてくれた
ロアーニャ最高峰のバルバレスコ
『クリケット・パイエ』の僕の生まれ年
1982年は一生忘れれないワインです。

クリケット・パイエもオペラ・プリマも
素晴らしいのですが、まず僕は
彼のバローロを飲んで頂きたいです。

難しさのない華やかなバローロ。
抜栓後、グングン伸びる果実味。
やはりネッビオーロのスペシャリストだなと。


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IL Soffione Blog

店名でもある「IL Soffione」とは伊語で たんぽぽの綿毛の意。 綺麗で健康な葡萄畑にも生存するタンポポ。 綿毛の様に色んな場所へ飛んで行き、イタリアワインが日本中で根付く様にと思いを込めた名前です。 イタリアワインの面白さと楽しさを綴ります。