一級の畑と一流の手間がマリオ・マレンゴ

アルバ地区の訪問で絶対に来たかった
バローロの生産者マリオ・マレンゴ。

日本で飲んでた時から、
個人的な意見ですがバローロNO.1(値段と質のバランスが)でした。
スタンダードなバローロが¥6000代で一級畑の『ブルナーテ』バローロですら¥10000以内という。
絶対に1度は訪問してみたかったのです。

そして想いは叶って初訪問できました。

テンションは上がりっぱなしで
これからリリースされるワインをテイスティング。
どれも若いヴィンテージ、ましては2014年は
寒くて葡萄にとってはとても良くない年。
そんな2014年のワインですら、濃縮さは弱いものの、飲み心地がとてもよく、いわゆるエレガントな果実味!
やはり彼等は葡萄を丁寧に育てているので、熟度が足りなくても、それはそれで葡萄のポテンシャルを引き出している様です。

バローロは2011が新ヴィンテージで、これは本当に素晴らしかった!
早く買いたい!

バローロでいうとロアーニャ(ルカ)も好きな生産者ですが、マリオ・マレンゴはまた違った感じで、農家・人間味といったバローロ。
ロアーニャは偉大・哲学みたいな印象です。
どっちも好きですね。
話を聞いていて笑顔が絶えない本当に優しいご夫婦でした。
ちなみに20歳くらいの跡継ぎ息子さんも居たのですが、写真は恥ずかしいみたいで写ってません笑
日が暮れて霧(ネッビア)が出だしたランゲの丘。
ブルナーテ畑に残っていたネッビオーロ。
食べてみると、濃厚で余韻がやっぱりバローロ”ブルナーテ”と同じ。
ブルナーテ畑に植えていたソッフィオーネ(綿毛)
樽熟成室。ここを経て僕らの手元へ。

バローロ好きなら1本は絶対に持っておいて損はないバローロだと思います。
すぐ飲んでも美味しい、寝かせてより美味しい。

オンラインショップからのご購入は下のリンクより。

IL Soffione Blog

店名でもある「IL Soffione」とは伊語で たんぽぽの綿毛の意。 綺麗で健康な葡萄畑にも生存するタンポポ。 綿毛の様に色んな場所へ飛んで行き、イタリアワインが日本中で根付く様にと思いを込めた名前です。 イタリアワインの面白さと楽しさを綴ります。